人生、年を重ねるごとに自身の健康が気になります。特に昨年来、新型コロナ禍の世界的な流行により、日々のニュースではほとんどの時間をコロナ関係に費やしている現状、いやがうえにも我が身の健康について気付かないわけにはまいりません。
60歳代の半ばに縁あって、キリバス共和国クリスマス島において小規模な塩田事業に携わることになりました。当時、日本では高血圧症の人が多く、その主な原因は食生活の中で塩分の取り過ぎであると結論付けられていました。その後、特に国で製造された化学塩、Nacℓが高血圧の原因とされ、海からの自然塩ならと注目を集めました。
透明度の高いクリスマス島の海水を塩田に引き込み、強烈な太陽光と絶え間なく吹く風だけで水晶のような塩の結晶ができます。ミネラルをたっぷり含んだ純粋な海の塩です。
お買い上げ下さるお客様は、みな健康に関心を持ち医療に明るい(詳しい、蘊蓄のある)方の多いことに驚きました。ユザーのお話を伺ううちに私自身も健康に関心を持つようになり、食生活の中で全てクリスマス島の塩を使用することにしました。料理はみなこの塩に切り替えました。高血圧症だった私が、いつの間にか血圧が下がったのです。改めてオーガニックの価値を知りました。
そんな折、東京慈恵会医科大学教授 横田邦信先生に出会い、先生の研究テーマであるマグネシウムを知ることになりました。マグネシウムについて知れば知るほど関心が高まりました。私にとっては、クリスマス島の海の塩に対する愛着と近頃知り得たマグネシウムの人体に及ぼす優れた効果を大切に、これからも皆様方の明るい健康長寿のために貢献いたしたいと思います。
テワコーポレイション社名の由来
TEWA(テワ)とはキリバスの言葉で双胴船を意味します。クリスマス島は噴火によって出来た島なので遠浅の砂浜もなく、港の一部を除けば直、外海です。
従って波風も強く、厳しい環境なので横波を受けても耐えられるように小舟でもサイドに丸太をつけ、双胴にして安全を図ります。これにあやかりキリバス共和国と長く縁を持てるよう、また会社が安全運営できるようTEWAと命名しました。